2009年08月07日
高知県佐川町「酒蔵の道」内にある、
北古味可葉(きたこみかよう)さんのスタジオ兼お住まい。
200年のセピア色の建物に、
可葉さんの作品がさりげなく色を添える。
床の間の砂壁は、色むらが染み出でてひびが入る、
そこに真っ赤なハートが掛けられると、
砂壁を含めて作品となり、床の間全体が息を吹き返し、
イキイキとした表情を表す。
作品に建物を合わせることなく、
この建物の個性そのままで可葉さんは住まわれています。
その優しい暮らし方の中で、建物と作品のハーモニーが、
美しく輝いています☆
作られてない自然の美しさは、
どこを切り取ってもステキです。。。ね!
可葉さんちで、名古屋から来てくれた倉美紀さんと、
銅線を編んだ籠を作っているこのみちゃんと、
4人で夕飯を食べているとき。。。
このみちゃんが、「あっ。。。」 その視線の先には、
ふ化したばかりの淡いグリーン色した蝉が、まっていました
。4人でおしゃべりして、テレビも付いていて、
うるさくしていたのに、そんな中、ひっそりとふ化していたんですよね。。。
気が付いた後は、照明を暗くして、なんだか、
声もヒソヒソ話しになりました(*^_^*)
翌朝、ちょっと離れたところで、じっとしています。。。
まだ、鳴きません。日が暮れた頃、
ジーーーと、小さな音を出し始め、
バタバタ…と、旅立ってゆきました。
今、大合唱の蝉の声、
一匹づつにそれぞれの物語があるんですね。
【2024年度】【2023年度】 【2022年度】【2021年度】 【2020年度】【2019年度】 【2018年度】【2017年度】 【2016年度】【2015年度】 【2014年度】【2013年度】 【2012年度】【2011年度】 【2010年度】【2009年度】
【 2009年の日記 】
【2024年度】【2023年度】 【2022年度】【2021年度】 【2020年度】【2019年度】 【2018年度】【2017年度】 【2016年度】【2015年度】 【2014年度】【2013年度】 【2012年度】【2011年度】 【2010年度】【2009年度】